2012.12.20
シモバシラはシソ科シモバシラ属の多年草です。
「シモバシラ」という名前は「霜柱」の意味で、冬にこの草の枯れた茎に氷の柱が見られることからです。地中の水分が茎の中を上昇し、茎を割ってできるのです。茎の裂け目が広がり過ぎると、この現象は見られなくなります。
氷の柱は気温の上昇とともに融けてしまうので、なるべく早い時間に入園されることをお勧めします。
写真は武蔵野植物園で見られたものです。路傍植物園でもこれから見られるでしょう。
秋に白い花を咲かせますが、自然教育園では9月下旬から10月中旬にかけて見られました。