2013.9.5
生物記録情報
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
〔樹木〕
(花の見頃)アオツヅラフジ、エビヅル、クズ、サネカズラ、センニンソウ、ノブドウ、ヤマハギ
(花そろそろ終わり)クサギ
(実の見頃)イヌビワ、ゴンズイ
〔草〕
(咲き始め)アブラススキ、カリガネソウ、サワヒヨドリ、シラヤマギク、タイアザミ、トダシバ、ノダケ、ノハラアザミ、ハナタデ、ボントクタデ、ミゾソバ、ヤブタバコ、ヤマホトトギス
(花の見頃)アズマカモメヅル、アブラガヤ、イノコヅチ、ウリクサ、オニドコロ、オヒシバ、カナムグラ、ガンクビソウ、キセルアザミ、キツネノマゴ、キンミズヒキ、ケチヂミザサ、ゲンノショウコ、コバノカモメヅル、コヒルガオ、シュウブンソウ、シロバナキツネノマゴ、シロバナサクラタデ、スズメノヒエ、ダイコンソウ、タマサンゴ、ツユクサ、ツルボ、ツルマメ、トラノオスズカケ、ナガボノアカワレモコウ、ナガボノシロワレモコウ、ナンバンギセル、ヌスビトハギ、ハグロソウ、ハシカグサ、ヒヨドリジョウゴ、ヒヨドリバナ、ヘクソカズラ、ママコノシリヌグイ、ミズオトギリ、ミソハギ、モミジガサ、ユウガギク、ヨウシュヤマゴボウ、ワレモコウ
(花そろそろ終わり)アキカラマツ、アサザ、アマチャヅル、イヌヌマトラノオ、オオヒナノウスツボ、ギンミズヒキ、ケキツネノボタン、コバギボウシ、シロネ、タカトウダイ、ツリガネニンジン、ナガバハエドクソウ、ノシラン、ノブキ、ヒメジョオン、マツカゼソウ、ミズタマソウ、ミズヒキ、ヤブミョウガ、ヤブラン
(実の見頃)ソクズ、タマサンゴ、ホウチャクソウ、ヤブミョウガ、ヨウシュヤマゴボウ
動物は以下の通りです。
〔クモ類〕モエギザトウムシ、ササグモ、オオシロカネグモ、ジョロウグモ、ハナグモ、アズチグモ
〔昆虫〕
トンボ類…アジアイトトンボ、クロイトトンボ、ギンヤンマ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ
バッタ類…ツヅレサセコオロギ、アオマツムシ、カネタタキ、ショウリョウバッタ
ナナフシ類…ナナフシモドキ
カメムシ類…アメンボ、ヒゲナガカメムシ、アカスジキンカメムシ(幼虫)、クサギカメムシ(幼虫)、チャバネアオカメムシ(幼虫)、フトハサミツノカメムシ、エサキモンキツノカメムシ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ
チョウ類…アオスジアゲハ、アゲハ、クロアゲハ、キタキチョウ、ヤマトシジミ、コミスジ、ヒメジャノメ、ヒカゲチョウ、サトキマダラヒカゲ、イチモンジセセリ
甲虫類…コアオハナムグリ、トホシテントウ、クロウリハムシ
ハチ類…セグロカブラハバチ、ハラナガツチバチ、ミカドトックリバチ、スズバチ、キイロスズメバチ、ハラアカハキリバチヤドリ、ハキリバチsp.、クマバチ
ハエ類…トゲツヤヘラクチイシアブ、クロヒラタアブ、ホソヒラタアブ、ヒメヒラタアブsp.、タカサゴハラブトハナアブ
〔鳥類〕ハシブトガラス、スズメ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、コゲラ、カイツブリ、キジバト、ドバト
〔その他〕クサガメ、メダカ、ヨシノボリ、スジエビ、ウシガエル、カナヘビ、アオダイショウ
写真はツルマメの花、コバノカモメヅルとアズマカモメヅルの花、シロバナサクラタデの花です。
ツルマメは、マメ科ダイズ属のツル性の1年草です。「大豆」の原種と言われています。花が終わり、やがてできるツルマメのサヤは表面に毛が生えた緑色で、まさに小さな枝豆のようです。葉は3出複葉で、小さな紫色の花が水生植物園で見られます。
コバノカモメヅルはガガイモ科(キョウチクトウ科)カモメヅル属のツル性の多年草です。径が1pにも満たない小さな花ですが、赤紫の色と星のような形が特徴的です。秋にできる種子は先に長い毛があり、風に乗って散布されます。白花品をアズマカモメヅルと呼び、水生植物園で同時に見ることができます。
シロバナサクラタデはタデ科イヌタデ属の多年草です。園内にこの仲間は多く、園内では他にハナタデ、アキノウナギツカミ、ミゾソバ、ママコノシリヌグイ、ボントクタデなどがあり、いずれも秋に多く花を咲かせます(一部は夏にも咲きますが)。シロバナサクラタデは湿った草原に生えます。名前は同じ仲間のサクラタデに似て花が白いと言う意味です。水生植物園で群落となっています。