2014.1.9
シモバシラの氷柱が見られます。
シモバシラはシソ科シモバシラ属の多年草です。
「シモバシラ」という名前は「霜柱」の意味で、冬にこの草の枯れた茎に氷の柱が見られることからです。地中の水分が茎の中を上昇し、茎を割ってできるのです。茎の裂け目が広がり過ぎると、この現象は見られなくなります。
氷の柱は気温の上昇とともに融けてしまうので、なるべく早い時間に入園されることをお勧めします。
武蔵野植物園と路傍植物園で見られます。この写真は昨年の1月5日に撮影したものです。
秋に白い花を咲かせますが、昨年は9月中旬から10月上旬にかけて見られました。2013.9.26の生物記録情報に花の写真を掲載しました。