2017.11.23
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
3枚目の画像はウバユリの実と種の飛ぶ仕組みについての解説です。
ウバユリはユリ科ウバユリ属の多年草です。花期は7月下旬頃で、茎の先に水平に数個、緑白色の花が見られます。
晩秋の頃、成熟した実が割れて、中にある薄い翼のついた種子がぎっしりと詰まっているのを見ることができます。
割れた実の隙間にはブラインドのような網があり、種子がこぼれ落ちないようになっている上、風通しのよい構造となっています。これは強い風の時に飛ばされるよう、より遠くへ種子を運ぶための仕組みです。路傍植物園や水鳥の沼周辺で見ることができます。
〔生物記録情報〕
動物の記録は以下のとおりです。11月23日は雨天のため、ほとんど昆虫類を確認できませんでした。
《クモ類》ジョロウグモ
《昆虫類》
カマキリ類…オオカマキリ卵鞘、ハラビロカマキリ卵鞘
チョウ類…イラガ繭
《鳥類》ハシブトガラス、スズメ、アオジ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、コゲラ、カルガモ、ドバト