現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。

　園内の見ごろ情報は１枚目の画像をクリックしてください。
　植物の開花リスト他は２枚目の画像をクリックしてください。
　3枚目の画像はコクサギの実についての解説です。

　コクサギはミカン科コクサギ属の落葉低木で、山野の林下や谷間などに生育します。下のほうでよく枝分かれし、高さは1mから3mほどになります。
　コクサギの実は二重の果皮をもっており、実が熟して乾燥すると内側の果皮(内果皮)に包まれた種子がバネの作用によって遠くに弾け飛びます。さながら二段式のロケットに例えられ、数メートルもの距離を飛ばします。
　園内では路傍植物園やイモリの池などで観察することができます。運がよければ種子が弾き飛ぶ瞬間を見ることができるかもしれません。

〔動物記録情報〕

《クモ類》ジョロウグモ、アズチグモ

《昆虫類》
トンボ類…ホソミオツネントンボ、ホソミイトトンボ、オオアオイトトンボ、アキアカネ
カマキリ類…オオカマキリ卵のう
チョウ類…キタキチョウ、ムラサキシジミ、ホシホウジャク
ハエ類…ホソヒラタアブ、ヒメセマダライエバエ、キンバエsp.
　　　　　　
《鳥類》ハシブトガラス、スズメ、アオジ、メジロ、シジュウカラ、エナガ、ヒヨドリ、ウグイス、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、カワセミ、コゲラ