2019.3.21
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
3枚目の画像は今見ごろのカタクリの花についての解説です。
カタクリはユリ科カタクリ属の多年草で、代表的な春植物の一種です。山野に群生し、落葉広葉樹が葉を広げる前の林床で美しい紅紫色の花を咲かせます。
名の由来は、古くは傾いた籠という意味の「かたかご」と呼ばれ、これが訛りにより転じて「かたくり」と呼ばれるようになったという説があります。
アリに種子を運ばせる植物の一種でもあり、種子に付着したエライオソームという物質によりアリを誘引し、巣穴の付近まで運ばせることで種子散布に利用しています。
自然教育園では武蔵野植物園で群生して咲いているのを見ることができるほか、これから路傍植物園でも咲き始めています。
〔動物記録情報〕
《昆虫類》
カマキリ類…オオカマキリ卵のう、ハラビロカマキリ卵のう、コカマキリ卵のう
チョウ類…モンシロチョウ、キタキチョウ、ウラギンシジミ、トラフシジミ、キタテハ、ルリタテハ
ハエ類…アシブトハナアブ
《鳥類》ハシブトガラス、アオジ、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、ヒヨドリ、ウグイス、ルリビタキ、ツバメ、コゲラ、オオタカ、ダイサギ、カルガモ
《爬虫類》クサガメ、ミシシッピーアカミミガメ
《哺乳類》ホンドタヌキ