2019.4.11
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
3枚目の画像はヤマブキとヤマブキソウの花についての解説です。
ヤマブキはバラ科ヤマブキ属の落葉低木、ヤマブキソウはケシ科クサノオウ属の多年草で、どちらも今の時期に鮮やかな黄色の花を咲かせています。
特にヤマブキは古くからの日本人に親しまれてきた植物で、「山吹色」として大判、小判などの金の色を表すのにも用いられてきました。ヤマブキソウは分類的に全く違うグループに属していますが、ヤマブキの花に似ることからこの名がついたとされています。
この通り、花自体は非常によく似通っていますが、よく観察してみると花弁の枚数や雌しべの数が異なっています。
ヤマブキソウは路傍植物園と武蔵野植物園、ヤマブキは加えて水生植物園やおろちの松コースで見ることができます。
園内ではヤマブキは4月中〜下旬頃、ヤマブキソウは5月初め頃まで咲いています。
〔動物記録情報〕
《昆虫類》
チョウ類…ツマキチョウ、モンシロチョウ、キタキチョウ、トラフシジミ、ルリシジミ、キタテハ、ルリタテハ
ハエ類…ビロードツリアブ、アシブトハナアブ、ヒラタアブsp.
《鳥類》ハシブトガラス、シメ、アオジ、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、ヒヨドリ、ウグイス、シロハラ、ツバメ、コゲラ、カルガモ
《爬虫類》クサガメ