2019.7.11
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
3枚目の画像はヤマユリの花についての解説です。
ヤマユリは日本特産の最大のユリで、山地の林縁や草原などに生育します。大輪の白い花を咲かせ、強い芳香があるのが特徴です。西洋では、このヤマユリを母種として多くの栽培種が生まれました。
年数を重ねて球根が大きくなるほど花を多くつけるようになり、特に多いものでは1株に10輪の花を咲かせることもあるようです。多くの花が咲くと自重で倒伏しやすいため、自然教育園では乾燥した竹材を支柱にして花が見やすいように工夫しています。
自然教育園では路傍植物園、水生植物園、武蔵野植物園で見ることができます。強い芳香に惹かれ、モンキアゲハやカラスアゲハといったアゲハチョウの仲開などが蜜を吸いに飛来することがあります。
花が見られる期間は約1週間と短いため、ご覧になられる場合はお早めにお越しください。
〔動物記録情報〕
《クモ類》イオウイロハシリグモ、オオシロカネグモ、ジョロウグモ幼体、ナガコガネグモ幼体、ネコハエトリ
《昆虫類》
トンボ類…オオシオカラトンボ、ショウジョウトンボ、コシアキトンボ
カマキリ類…オオカマキリ幼虫
カメムシ類…アメンボ、ホソヘリカメムシ、ハリカメムシ
ヨコバイ類…ニイニイゼミ、アオバハゴロモ幼虫、ベッコウハゴロモ幼虫
チョウ類…アオスジアゲハ、クロアゲハ、モンシロチョウ、キタキチョウ、ミズイロオナガシジミ、トラフシジミ、ヤマトシジミ、ルリシジミ、コミスジ、ヒカゲチョウ、イチモンジセセリ
甲虫類…トウキョウヒメハンミョウ、トホシテントウ、クロウリハムシ、ヤマイモハムシ、キイロクビナガハムシ、ハンノキハムシ(成虫・幼虫)、スグリゾウムシ
ハチ類…セグロカブラハバチ、アミメアリ、クマバチ
ハエ類…マガリケムシヒキ、マダラアシナガバエ、ホソヒラタアブ、ヒメヒラタアブsp.、シマアシブトハナアブ、キンバエsp.
《爬虫類》ニホンカナヘビ、クサガメ
《両生類》ウシガエル
《貝類》ミスジマイマイ
《甲殻類》オカダンゴムシ
《鳥類》ハシブトガラス、スズメ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、コゲラ、オオタカ、カイツブリ