2019.8.15
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
3枚目の画像はトラノオスズカケについての紹介です。
トラノオスズカケはオオバコ科(旧ゴマノハグサ科)クガイソウ属のツル性の多年草です。本来、トラノオスズカケは四国、九州の限られた地域に希に見られる植物です。
自然教育園が江戸時代松平讃岐守(香川県)の下屋敷であった頃、下屋敷の一部に薬園を作った同郷の平賀源内が故郷から種子を運び、栽培していたものが野生化したのだろうと推察されます。
名前のいわれは徳島県の絶滅危惧種であるスズカケソウに似て、花序の様子を虎の尾に見立てたことからとされています。スズカケは山伏の衣装の鈴懸にたとえたことが由来のようです。
園内では水鳥の沼の階段付近のほか、水生植物園、武蔵野植物園などでも見られます。
〔動物記録情報〕
《クモ類》オオシロカネグモ、ジョロウグモ幼体、ナガコガネグモ
《昆虫類》
トンボ類…アジアイトトンボ、オニヤンマ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ショウジョウトンボ
カマキリ類…オオカマキリ幼虫
バッタ類…ササキリ幼虫、コバネイナゴ幼虫
カメムシ類…アメンボ、エサキモンキツノカメムシ
ヨコバイ類…ニイニイゼミ、ヒグラシ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、アオバハゴロモ、ベッコウハゴロモ
チョウ類…アオスジアゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハ、キタキチョウ、ウラギンシジミ、ルリシジミ、コミスジ、サトキマダラヒカゲ、トサカフトメイガ幼虫、フクラスズメ幼虫
甲虫類…ウスバカミキリ、ヨツスジトラカミキリ
ハチ類…セグロカブラハバチ、オオモンクロベッコウ、ミカドトックリバチ、スズバチ、コガタスズメバチ、キイロスズメバチ、クマバチ、セイヨウミツバチ
ハエ類…ホソヒラタアブ
《爬虫類》アオダイショウ、ニホンカナヘビ、クサガメ
《甲殻類》アメリカザリガニ
《鳥類》ハシブトガラス、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、カワセミ、コゲラ、カイツブリ