2019.11.21
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
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3枚目の画像はウバユリの実の紹介です。
ウバユリはユリ科ウバユリ属の多年草で、山野の林下などで生育します。花の咲く頃に葉が落ちるため、歯がない姥(うば)にたとえられたと言う説があります。ただし、実際には葉に穴があいていたり、茶色くなっていたりはしますが、葉は残っていることが多いようです。
7月下旬ごろに花が咲き、花が終わると大きな楕円形の実をつけ、11月ごろに成熟して乾燥すると裂開します。実は必ず縦に3つに裂けるようになっており、隙間はブラインドのような筋で覆われています。これは種子が簡単にこぼれおちるのを防ぎ、強風の際に種子を遠くへ運ぶための仕組みになっています。
ウバユリの実は路傍植物園やイモリの池の流域沿いで多く見ることができます。
〔動物記録情報〕
《クモ類》ジョロウグモ、ナガコガネグモ(成虫・卵のう)、ワカバグモ
《昆虫類》
トンボ類…オオアオイトトンボ、アキアカネ
カマキリ類…オオカマキリ(卵のう)、 ハラビロカマキリ(卵のう)、ヒナカマキリ
チョウ類…キタキチョウ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ムラサキツバメ、ヤマトシジミ、ツマグロヒョウモン、アカボシゴマダラ(幼虫)
甲虫類…トホシテントウ(幼虫)
ハチ類…ハラナガツチバチsp.
ハエ類…ホソヒラタアブ、ヒラタアブsp.、ヒメセマダライエバエ、オオクロバエ、キンバエsp.、ツマグロキンバエ
《甲殻類》スジエビ、アメリカザリガニ
《魚類》メダカ、モツゴ
《哺乳類》ホンドタヌキ
《鳥類》ハシブトガラス、スズメ、シメ、アオジ、クロジ、キセキレイ、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、ヒヨドリ、キビタキ、ウグイス、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、カワセミ、コゲラ、オオタカ、カルガモ