2021.9.30
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
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3枚目の画像はタイアザミの花の紹介です。
タイアザミはキク科アザミ属の多年草で、山地の林のふちや土手などに生育します。名前の由来は大きな薊(あざみ)であることから「大薊」とする説と、痛い薊が転訛(いたいあざみ→たいあざみ)した説があります。
園内には生育していませんが、中部地方以北で多く見られるナンブアザミの変種の1つです。
また、アザミの仲間の中では関東地方で最も普通に見られることから、別名である「利根薊(とねあざみ)」と名づけられたとされています。
由来の一説にもあるように、葉のふちに太く長い棘をもち、刺さると強い痛みを感じるため、うかつに触らないように注意が必要です。秋の長い間、茎の先に紅紫色の頭花(筒状の小さな花が密生して1つの花のようになっているもの)を咲かせて、昆虫たちの餌場になります。
路傍植物園を始め、園内のいたるところで咲いているほか、水生植物園では、同じ仲間のノハラアザミも見ることができます。
〔動物記録情報〕
《クモ類》ジョロウグモ、ナガコガネグモ、マミジロハエトリ
《昆虫類》
トンボ類…ベニイトトンボ、アジアイトトンボ、ホソミイトトンボ、アオイトトンボ、オニヤンマ、ギンヤンマ、シオカラトンボ、アキアカネ
カマキリ類…オオカマキリ
バッタ類…コバネイナゴ、ツヅレサセコオロギ、コオロギsp.、アオマツムシ、カネタタキ
カメムシ類…アメンボ
ヨコバイ類…ヒグラシ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ
チョウ類…アオスジアゲハ、アゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、キタキチョウ、ツバメシジミ、ウラナミシジミ、クロマダラソテツシジミ、アサギマダラ、キタテハ、ルリタテハ(幼虫・蛹)、ミドリヒョウモン、ツマグロヒョウモン、コミスジ、イチモンジセセリ、ホシホウジャク
甲虫類…コアオハナムグリ、ニジュウヤホシテントウ、ムネアカオオクロテントウ、ウリハムシ、クズクビホソハムシ
ハチ類…ハラナガツチバチsp.、コガタスズメバチ、オオスズメバチ、キイロスズメバチ、ヒメスズメバチ、クマバチ、セイヨウミツバチ
ハエ類…ホソヒラタアブ、ヒメヒラタアブsp.、シマハナアブ、アシブトハナアブ、オオハナアブ、シロスジベッコウハナアブ
《鳥類》ハシブトガラス、メジロ、シジュウカラ、エナガ、ヒヨドリ、サンコウチョウ、エゾビタキ、キビタキ、カワセミ、コゲラ、ドバト
《爬虫類》クサガメ、ニホンカナヘビ、ヒバカリ
《魚類》メダカ