2021.12.9
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
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3枚目の画像は落ち葉の中の実についての解説です。
路傍植物園正門近くにはケヤキ、イヌシデなどの落ち葉が毎年多く積もります。落ち葉の中を探してみると、これらの実を見つけることができます。
ケヤキの実は通常の葉よりも小さな枝葉の葉腋(葉の根元)に、イヌシデは小さな葉のような果苞(実を包む、葉が変化したもの)の根元についた状態で落ちます。
これらは一緒についている枝葉や苞を翼代わりにして風に乗り、水平方向に回転しながら遠くへ運ばれる仕組みになっています。
今の時期といえば、イロハモミジなどの色づいた葉に目が行きがちですが、足元の落ち葉にも目を向けてみると興味深い発見があります。
〔動物記録情報〕
《クモ類》ジョロウグモ
《昆虫類》
トンボ類…ホソミオツネントンボ
カマキリ類…オオカマキリ卵のう、ハラビロカマキリ卵のう
チョウ類…ムラサキシジミ、アサギマダラ幼虫、アカボシゴマダラ幼虫、フユシャクsp.
ハチ類…ウマノオバチ
ハエ類…ホソヒラタアブ、ヒメセマダライエバエ、キンバエsp.
《鳥類》ハシブトガラス、シメ、アオジ、メジロ、シジュウカラ、モズ、ヒヨドリ、ウグイス、シロハラ、ジョウビタキ、カワセミ、コゲラ、オオタカ、アオサギ、ダイサギ、カルガモ