2023.6.29
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
2枚目の画像はハンゲショウについての紹介です。
ハンゲショウはドクダミ科ハンゲショウ属の多年草で、湿地などの水辺に白い根茎を伸ばして群生します。
花の時期には花序に近い葉の下半分が白くなるのが特徴で、これはあまり目立たない花の代わりに昆虫を寄せるためだとされています。
夏至から11日目(今年は7月2日)より5日間を半夏生と呼びます。名前の由来は、この頃に花を咲かせるので「半夏生」という説と、葉が半分化粧のよう白くなることから「半化粧」という説の二つがあります。なお、自然教育園には生育していませんが、半夏と呼ばれる植物もあり、こちらはサトイモ科のカラスビシャクを指します。
園内では水生植物園や中央湿地などで見ることができます。
〔動物記録情報〕
《クモ類》モエギザトウムシ、ジョロウグモ幼体
《昆虫類》
トンボ類…ギンヤンマ、クロスジギンヤンマ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ショウジョウトンボ、コシアキトンボ、チョウトンボ、キイトトンボ
ナナフシ類…ナナフシモドキ
カメムシ類…アメンボ
ヨコバイ類…アオバハゴロモ幼虫、ゴンズイノフクレアブラムシ
チョウ類…アオスジアゲハ、アゲハ、カラスアゲハ、クロアゲハ、モンシロチョウ、ムラサキシジミ、ツマグロヒョウモン、コミスジ、ゴマダラチョウ、ヒカゲチョウ、ウンモンスズメ
甲虫類…トウキョウヒメハンミョウ、アオオサムシ、コクワガタ、オオヒラタシデムシ、カタシロゴマフカミキリ、マメコガネ
ハチ類…ムモンホソアシナガバチ、オオスズメバチ、クマバチ
《鳥類》ゴイサギ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、シジュウカラ、メジロ、ハシブトガラス、キジバト
《爬虫類》クサガメ、ニホンカナヘビ、アオダイショウ
《両生類》ウシガエル
《魚類》ミナミメダカ
《貝類》ミスジマイマイ
《甲殻類》アメリカザリガニ