2023.7.20
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
3枚目の画像はクサギの花についての紹介です。
クサギはシソ科クサギ属の落葉小高木で、山野の林縁や川岸など日当たりのよい場所にふつうに生育しています。
枝を傷つけたり、葉を揉んだりすると悪臭を放つことから、「臭木(くさぎ)」と名づけられたとされています。一方で白く小さな花からはとても甘い香りを放ち、花粉を運ぶ昆虫類(特にアゲハなどのチョウ類)を誘引します。
また、一つの花で雄しべ、雌しべが熟す時期が異なり、これは自家受粉を避けるための仕組みと考えられています。
園内では水生植物園とひょうたん池の近くで見ることができます。
〔動物記録情報〕
《クモ類》モエギザトウムシ、オオシロカネグモ、ジョロウグモ幼体、ナガコガネグモ、マミジロハエトリ
《昆虫類》
トンボ類…キイトトンボ、ギンヤンマ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ショウジョウトンボ、チョウトンボ、コシアキトンボ
ナナフシ類…ナナフシモドキ、ヤスマツトビナナフシ
カメムシ類…アメンボ、ハリカメムシ、ムラサキシラホシカメムシ
ヨコバイ類…ニイニイゼミ、ヒグラシ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、クマゼミ、アオバハゴロモ(成虫・幼虫)、ベッコウハゴロモ、アミガサハゴロモ、ゴンズイノフクレアブラムシ
アミメカゲロウ類…クサカゲロウsp.幼虫
チョウ類…アオスジアゲハ、アゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハ、キタキチョウ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ヤマトシジミ、アサギマダラ、ヒメアカタテハ、ツマグロヒョウモン、コミスジ、アカボシゴマダラ、ヒカゲチョウ
甲虫類…トウキョウヒメハンミョウ、オオヒラタシデムシ、コフキコガネ、マメコガネ、アオドウガネ、カナブン、リュウキュウツヤハナムグリ、キボシカミキリ、カタシロゴマフカミキリ、ヒゲナガゾウムシsp.
ハチ類…ハラアカハキリバチヤドリ、コモンツチバチ、クマバチ
ハエ類…シオヤアブ、ホソヒラタアブ
《鳥類》オオタカ、カワセミ、ヒヨドリ、シジュウカラ、エナガ、メジロ、スズメ、ハシブトガラス、ドバト
《爬虫類》クサガメ、ニホンカナヘビ
《貝類》ミスジマイマイ
《甲殻類》アメリカザリガニ
《魚類》ミナミメダカ