2024.7.18
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
2枚目の画像はクサギの花についての紹介です。
クサギはシソ科クサギ属の落葉小高木で、山野の林縁や川岸など日当たりのよい場所にふつうに生育しています。
枝を傷つけたり、葉を揉んだりすると悪臭を放つことから、「臭木(くさぎ)」と名づけられたとされています。一方で白く小さな花からはとても甘い香りを放ち、花粉を運ぶ昆虫類(特にアゲハなどのチョウ類)を誘引します。
また、一つの花で雄しべ、雌しべが熟す時期が異なり、これは自家受粉を避けるための仕組みと考えられています。
現在、園内ではひょうたん池の近くで見ることができます。
〔動物記録情報〕
《クモ類》ジョロウグモ幼体、ナガコガネグモ幼体
《昆虫類》
トンボ類…アジアイトトンボ、オオシオカラトンボ、ショウジョウトンボ、コシアキトンボ
カマキリ類…オオカマキリ幼虫
バッタ類…コバネイナゴ幼虫
カメムシ類…アメンボ、ムラサキシラホシカメムシ
ヨコバイ類…ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシ、アオバハゴロモ幼虫・成虫、
アミメカゲロウ類…クサカゲロウsp.幼虫
チョウ類…アオスジアゲハ、キアゲハ、クロアゲハ蛹・成虫、モンキアゲハ、モンシロチョウ、キタキチョウ、ムラサキシジミ幼虫、ヤマトシジミ、ウラギンシジミ、ツマグロヒョウモン、コミスジ、ヨツボシホソバ幼虫
甲虫類…ノコギリクワガタ、コクワガタ、マメコガネ、カナブン、ウスバカミキリ、タマムシ
ハチ類…クマバチ
ハエ類…シオヤアブ、ホソヒラタアブ
《鳥類》カルガモ、ゴイサギ、オオタカ、ツバメ、ヒヨドリ、シジュウカラ、メジロ、スズメ、ハシブトガラス
《爬虫類》クサガメ、ニホンカナヘビ
《貝類》ミスジマイマイ
《魚類》ミナミメダカ