2017.9.21
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
3枚目の画像はツリフネソウについての解説です。
ツリフネソウはツリフネソウ科ツリフネソウ属の1年草で、湿った場所を好みます。「釣舟草」と書き、ユニークなこの花の形を帆掛け舟に見立て、それがつり下げられた様に見えることから名付けられました。
袋状のがくの先端が渦巻き状の距となっており、ここに蜜が溜まります。距まで届かせるには長い口吻が必要なため、蜜を吸える昆虫は限られています。
園内ではガ類のホシホウジャクやオオスカシバがホバリングをしながら、長い口吻を伸ばして蜜を吸う様が観察できます。
また、園芸植物のホウセンカと同じ仲間で、熟した実は触れただけでタネがはじき飛ばされます。
〔生物記録情報〕
動物の記録は以下のとおりです。
〔クモ類〕モエギザトウムシ、オナガグモ、オオシロカネグモ、ジョロウグモ、ワキグロサツマノミダマシ、ナガコガネグモ
〔昆虫類〕
トンボ類…オオアオイトトンボ、オニヤンマ、シオカラトンボ、アキアカネ
バッタ類…ツヅレサセコオロギ、クサヒバリ、アオマツムシ、カネタタキ、コバネイナゴ、ショウリョウバッタ
カメムシ類…アメンボ
ヨコバイ類…ミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、ツマグロオオヨコバイ
チョウ類…アオスジアゲハ、アゲハ、キアゲハ幼虫、ナガサキアゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、モンシロチョウ、キタキチョウ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ミドリヒョウモン、ツマグロヒョウモン、コミスジ、コムラサキ、ヒカゲチョウ、イチモンジセセリ、ホタルガ、ホシホウジャク
甲虫類…コアオハナムグリ
ハチ類…セグロカブラハバチ、ハラナガツチバチsp.、コガタスズメバチ、オオスズメバチ、キイロスズメバチ、ヒメスズメバチ、クマバチ
ハエ類…ホソヒラタアブ、ヒメヒラタアブsp.、シマハナアブ、ナミハナアブ、タカサゴハラブトハナアブ、キゴシハナアブ、ツマグロキンバエ
〔鳥類〕ハシブトガラス、スズメ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、カワセミ、コゲラ
〔その他〕クサガメ、スジエビ、モツゴ、ヨシノボリ、アメリカザリガニ