2017.11.16
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
3枚目はコバネイナゴについての解説です。
コバネイナゴは最も普通に見られるイナゴの一種で、水田や湿地、草原などに生息しています。地域によっては水田などにいるイナゴを捕まえ、佃煮にして食べる習慣があります。
腹部に対し翅が短いのが特徴ですが、中には翅が長い個体も存在し、類似種のハネナガイナゴと混同される場合があります。
イネ科植物を好み、農業ではイネ科害虫としても知られます。自然教育園ではイネ科のヨシやススキなどのほか、ヒメガマの葉を食することもあります。
今の時期は水生植物園のヒメガマやヨシの上などで見かけることが多く、交尾の様子も観察できます。
〔生物記録情報〕
動物の記録は以下のとおりです。
〔クモ類〕ジョロウグモ
〔昆虫類〕
トンボ類…ホソミオツネントンボ、ホソミイトトンボ、オオアオイトトンボ、アキアカネ
カマキリ類…オオカマキリ卵鞘、ハラビロカマキリ卵鞘
バッタ類…アオマツムシ、コバネイナゴ
チョウ類…キタキチョウ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ヤマトシジミ、ルリタテハ、ツマグロヒョウモン、イラガ繭、ホシホウジャク
ハエ類…ホソヒラタアブ、オオクロバエ
〔鳥類〕ハシブトガラス、アオジ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、コゲラ、カルガモ、ドバト