生物記録情報

2018.2.8
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。

 園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
 植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
 3枚目の画像は1月の生物相調査の紹介です。

 生物相調査とは、園内の自然を継続的に把握するため、動物研究部・植物研究部とその研究協力者が、平成28年度から30年度の3年間で行っているものです。
 これは天然記念物及び史跡に指定された園内の生物の生育・生息状況調査を行うもので、文化財保護法に定められた採集・捕獲の許可を得ています。

 蛛形類(クモ・ダニ・カニムシ)・多足類調査(ムカデ・ヤスデ)では、土壌採取によって土中に生息する種についても採集します。基本的にクモをメインに調査を行っていますが、今回得られたイシムカデの1種のように多足類についても確認した場合は採集します。
 
 冬の蛾類調査は糖蜜採集が有効です。日没後にアオキの葉などに霧吹きで糖蜜を散布し、キリガの仲間を誘引します。
今回は条件がよく、ナワキリガを初めとして多くの個体が得られました。


〔生物記録情報〕

《昆虫類》
  カマキリ類…オオカマキリ卵鞘、ハラビロカマキリ卵鞘、コカマキリ卵鞘
  チョウ類…チャミノガ幼虫、イラガ繭
  
《鳥類》ハシブトガラス、カワラヒワ、アオジ、キセキレイ、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、ヒヨドリ、ウグイス、シロハラ、ルリビタキ、カワセミ、コゲラ、オオタカ、ダイサギ、キジバト
園内の見ごろ情報
園内の見ごろ情報
植物の開花リスト他
植物の開花リスト他
1月の生物相調査
1月の生物相調査
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