生物記録情報

2018.3.8
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。

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 3枚目の画像はヤブツバキについての解説です。

 ヤブツバキはツバキ科ツバキ属で、暖地に生育するおなじみの常緑高木です。数少ない野生種のツバキで、これを原種に様々な園芸種が作られてきました。

 鳥に花粉を運んでもらうことで受粉する鳥媒花であり、メジロやヒヨドリが花の蜜を吸いに来た際、くちばしについた花粉が他の花のめしべにつくことで受粉します。丈夫な花のつくりや大量の蜜が出る性質、他の餌が少ない初冬から晩春まで長期間にわたって咲き続けることなど、鳥が媒介するのに適したしくみをもっています。
 
ヤブツバキは園内全域で見られ、白花のシロヤブツバキも正門や武蔵野植物園、水鳥の沼近くで見られます。

〔生物記録情報〕

《昆虫類》
  カマキリ類…オオカマキリ卵鞘、ハラビロカマキリ卵鞘、コカマキリ卵鞘
チョウ類…チャミノガ幼虫
    
《鳥類》ハシブトガラス、カワラヒワ、アオジ、メジロ、シジュウカラ、エナガ、ヒヨドリ、ウグイス、シロハラ、カワセミ、コゲラ、オオタカ、アオサギ、カルガモ、キジバト

《その他》ホンドタヌキ


園内の見ごろ情報
園内の見ごろ情報
植物の開花リスト他
植物の開花リスト他
ヤブツバキの花
ヤブツバキの花
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