現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。

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　3枚目の画像はハクウンボクの花についての解説です。

　ハクウンボクはエゴノキ科エゴノキ属の落葉高木です。園内でこれから開花するエゴノキとよく似た花を咲かせますが、エゴノキよりも葉が大きく丸く、花序も大きいことから見分けられます。白い花が鈴なりに咲く様子を「白雲」に見立てたことから名前が付けられました。園内では路傍植物園で連休明け頃まで見られます。
　9月頃に果実が熟した後に裂け、楕円状の茶色い種子が出てきます。この種子はヤマガラの大好物で、エゴノキ同様に毒のある果皮を除いて中身を食べるほか、冬に備えて木の割れ目や地面などに貯蔵するという習性をもっています。

〔動物記録情報〕

《クモ類》マミジロハエトリ

《昆虫類》
　　トンボ類…アジアイトトンボ、クロイトトンボ、クロスジギンヤンマ
　　カメムシ類…アメンボ
　　チョウ類…アオスジアゲハ、アゲハ、キアゲハ、ナガサキアゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、キタキチョウ、モンキチョウ、アサギマダラ、コミスジ、ミノウスバ幼虫、キアシドクガ幼虫
　　甲虫類…ヒゲナガハナノミ、シモフリコメツキ、キイロクビナガハムシ、アオカメノコハムシ
　　ハチ類…セグロカブラハバチ、ヒメバチsp.、スズメバチsp、クマバチ、コマルハナバチ
　　ハエ類…アシブトハナアブ、スイセンハナアブ、キンバエsp.
　　　　
《鳥類》ハシブトガラス、スズメ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、コゲラ、オオタカ、ドバト

《その他》クサガメ、モツゴ、スジエビ