現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。

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　3枚目の画像はマルバウツギについての解説です。

　マルバウツギはアジサイ科（旧ユキノシタ科）ウツギ属の落葉低木です。「丸葉空木」と書き、その名の通り他のウツギ属に比べて葉が太く丸いことが由来となっています。また、「空木」とは、茎の内部が空洞であることに由来しています。マルバウツギの白い花は、「卯の花」と呼ばれる同じ仲間のウツギより早く、5月の上旬から下旬まで花を咲かせ、路傍植物園と武蔵野植物園で見ることができます。
　花の中央にあるオレンジ色の輪の部分は花盤といい、蜜を分泌して様々な昆虫を誘引します。

〔動物記録情報〕

《クモ類》マミジロハエトリ

《昆虫類》
　　トンボ類…クロスジギンヤンマ
　　バッタ類…クビキリギス
　　ナナフシ類…ナナフシモドキ幼虫
　　チョウ類…アオスジアゲハ、キアゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハ、モンシロチョウ、テングチョウ、アカタテハ、コムラサキ、イチモンジセセリ、ミノウスバ幼虫、キアシドクガ
　　ヨコバイ類…シロオビアワフキ
甲虫類…ナミテントウ、トホシテントウ、ヒゲナガハナノミ、キイロクビナガハムシ、クロウリハムシ、スグリゾウムシ
　　ハチ類…ルリチュウレンジ、セグロカブラハバチ、アミメアリ、オオスズメバチ、キイロスズメバチ、クマバチ、セイヨウミツバチ
　　ハエ類…ホソヒラタアブ、アシブトハナアブ、スイセンハナアブ、キンバエsp.
　　　　
《鳥類》ハシブトガラス、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、ヒヨドリ、ツバメ、コゲラ、オオタカ、アオサギ、カルガモ、ドバト

《その他》ニホンカナヘビ、クサガメ、モツゴ