2018.5.24
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
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3枚目の画像はノハナショウブの花についての解説です。
ノハナショウブはアヤメ科アヤメ属の多年草で、山地の草原や湿原などで生育します。
菖蒲湯に使われるショウブ(サトイモ科)の名がついているのは、本種の園芸種であるハナショウブがショウブに似た葉をもち、美しい花を咲かせることが名の由来になっているためです。原種に関わらず、ノハナショウブはハナショウブより後に名がつけられたため、野生のハナショウブという意味で本種は名づけられたとされています。
自然教育園内の水生植物園では、時期によって同じアヤメ科のキショウブ、アヤメ、カキツバタが見られます。特にアヤメとカキツバタ、ノハナショウブは花の形状や色が似ていますが、外花被片(花びら)の模様や斑紋の違いで区別することができます。
〔動物記録情報〕
《クモ類》モエギザトウムシ、ササグモ、オオシロカネグモ
《昆虫類》
トンボ類…クロイトトンボ、オオヤマトンボ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ
カメムシ類…オオアメンボ、アメンボ、ヒゲナガカメムシ、アカスジキンカメムシ、エサキモンキツノカメムシ
ヨコバイ類…シロオビアワフキ幼虫、ツマグロオオヨコバイ、モモコフキアブラムシ
チョウ類…アゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、キタキチョウ、ウラギンシジミ、アカシジミ、ウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミ、ヤマトシジミ、ルリシジミ、テングチョウ、ルリタテハ幼虫、コミスジ、ゴマダラチョウ、コムラサキ、アカボシゴマダラ、ヒメジャノメ、キアシドクガ、マイマイガ幼虫
甲虫類…ヒメトラハナムグリ、ナミテントウ、トホシテントウ、ニジュウヤホシテントウ、ヨツスジハナカミキリ、キイロクビナガハムシ
ハチ類…セグロカブラハバチ、アミメアリ、コガタスズメバチ、オオスズメバチ、コマルハナバチ、セイヨウミツバチ
ハエ類…マガリケムシヒキ、マダラアシナガバエ、ホソヒラタアブ
《鳥類》ハシブトガラス、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、オオヨシキリ、コゲラ、オオタカ
《その他》アオダイショウ、ニホンカナヘビ、クサガメ、スジエビ、モツゴ、ダンゴムシsp.