生物記録情報

2019.1.10
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。

 園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
 植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
 3枚目の画像はシモバシラにできる氷柱についての解説です。

 シモバシラはシソ科シモバシラ属の多年草で、山地の木陰などに生育します。冬になると、枯れた茎の基部に霜柱のような氷柱ができるのが特徴で、これが名前の由来にもなっています。

 気温が氷点下にならないと発生せず、雨や雪、風の強い日には発生しにくいとされています。
 また、気温の上昇とともに溶けてしまうため、午前中の早い時間帯でなければ見られないことがほとんどです。観察の際は、開園後の早い時間帯を狙って入園されることをおすすめします。

 今年は1月8日、1月10日に武蔵野植物園で氷柱ができているのが確認されています。
 路傍植物園にもシモバシラがありますが、日当たりや土中の水分などの環境条件の違いから武蔵野植物園と比べると氷柱ができにくく、より遅い時期に発生する傾向があります。

〔動物記録情報〕

《昆虫類》
カマキリ類…オオカマキリ卵のう、ハラビロカマキリ卵のう、コカマキリ卵のう
チョウ類…ムラサキシジミ
      
《鳥類》ハシブトガラス、シメ、アオジ、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、キクイタダキ、モズ、ヒヨドリ、ウグイス、シロハラ、ルリビタキ、カワセミ、コゲラ、オオタカ、キジバト、ホンセイインコ
園内の見ごろ情報
園内の見ごろ情報
植物の開花リスト他
植物の開花リスト他
シモバシラの氷柱
シモバシラの氷柱
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