2019.2.21
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
3枚目の画像はユキワリイチゲについての解説です。
ユキワリイチゲはキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で、以前に紹介したセツブンソウ、フクジュソウと同じく春植物の一つです。
雑木林や竹林の林床、または林縁に生育し、落葉樹の葉が落ちた頃に葉を出して早春の時期に淡紫色の花を咲かせます。
園内ではほとんど結実することはなく、おもに地下茎により繁殖して群落を形成します。地下茎で増えたものは同じ遺伝子をもつため、群落内の個体同士では交配せず、別々の群落の個体同士の交配でなければ結実することはありません。
路傍植物園の入口付近や武蔵野植物園奥の道で見ることができます。
〔動物記録情報〕
《昆虫類》
カマキリ類…オオカマキリ卵のう、ハラビロカマキリ卵のう、コカマキリ卵のう
チョウ類…キタキチョウ、ムラサキシジミ、キタテハ、フユシャクsp.
ハエ類…ヒラタアブsp.
《鳥類》ハシブトガラス、アオジ、クロジ、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、ヒヨドリ、シロハラ、ルリビタキ、カワセミ、コゲラ、オオタカ
《爬虫類》クサガメ
《哺乳類》ホンドタヌキ