2019.9.12
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
3枚目の画像はセンニンソウの紹介です。
センニンソウはキンポウゲ科センニンソウ属の木質のつる性植物で、日がよく当る低木林や林縁などでよく生育しています。
別名馬食わず(ウマクワズ)とも呼ばれ、これは有毒植物であるために馬や牛が口にしないことからと言われています。葉、茎を切ったときに出る汁に触れるとかぶれることがありますので、注意が必要です。
葉の脇に白く小さな花をたくさんつけますが、花弁のように見えるものはがく片で、花弁はもっていません。
冬に結実する実の先に白いヒゲのような花柱をつけた姿が特徴的です。この姿を仙人のヒゲにたとえ、仙人草(センニンソウ)の名の由来とする説が一般的ですが、実際には明確な由来とはわかっていないようで、「不明」としているところもあります。
自然教育園では中央湿地の近く(水生コース)と武蔵野植物園の近く(武蔵野コース)で咲いているのを見ることができます。
〔動物記録情報〕
《クモ類》オオシロカネグモ、ジョロウグモ、ナガコガネグモ、ハナグモ
《昆虫類》
トンボ類…アジアイトトンボ、オニヤンマ、ギンヤンマ、シオカラトンボ、アキアカネ、コノシメトンボ、ウスバキトンボ
バッタ類…ツヅレサセコオロギ、オカメコオロギsp.、アオマツムシ、カネタタキ
カメムシ類…アメンボ
ヨコバイ類…ミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ
チョウ類…アオスジアゲハ、ナガサキアゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、キタキチョウ、ムラサキシジミ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、ウラナミシジミ、アサギマダラ、ツマグロヒョウモン、コミスジ、アカボシゴマダラ、ヒメジャノメ、ヒカゲチョウ、イチモンジセセリ、オオスカシバ、アケビコノハ幼虫
ハチ類…ハラナガツチバチsp.、コガタスズメバチ、キイロスズメバチ
ハエ類…ホソヒラタアブ
《爬虫類》クサガメ、ニホンカナヘビ
《魚類》モツゴ
《鳥類》ハシブトガラス、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、ヒヨドリ、センダイムシクイ、コゲラ、カイツブリ、キジバト