2019.9.26
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
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3枚目の画像はトネアザミの花の紹介です。
トネアザミはキク科アザミ属の多年草で、山地の林のふちや土手などに生育します。アザミの仲間の中では関東地方で最も普通に見られることから、「利根薊(とねあざみ)」と名づけられたとされています。
別名のタイアザミの由来は大きな薊であることから「大薊」とする説と、痛い薊が転訛(いたいあざみ→たいあざみ)した説があります。園内には生育していませんが、中部地方以北で多く見られるナンブアザミの変種の1つです。
由来の一説にもあるように、葉のふちに太く長い棘をもち、刺さると強い痛みを感じるため、うかつに触らないように注意が必要です。秋の長い間、茎の先に紅紫色の頭花(筒状の小さな花が密生して1つの花のようになっているもの)を咲かせて、昆虫たちの餌場になります。
路傍植物園、水生植物園、武蔵野植物園を始め、園内のいたるところで咲いています。
〔動物記録情報〕
《クモ類》ササグモ、ジョロウグモ、ナガコガネグモ、ハナグモ
《昆虫類》
トンボ類…アジアイトトンボ、ホソミイトトンボ、オニヤンマ、ギンヤンマ、オオシオカラトンボ、アキアカネ、ウスバキトンボ
カマキリ類…オオカマキリ
バッタ類…ツヅレサセコオロギ、オカメコオロギsp.、アオマツムシ、カネタタキ、コバネイナゴ
カメムシ類…アメンボ、キバラヘリカメムシ幼虫、アカスジカメムシ
ヨコバイ類…ミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、アオバハゴロモ
チョウ類…アオスジアゲハ、アゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、キタキチョウ、ウラギンシジミ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、コミスジ、ヒメジャノメ、ヒカゲチョウ、イチモンジセセリ、オオスカシバ、ホシホウジャク
甲虫類…コアオハナムグリ
ハチ類…セグロカブラハバチ、キオビツチバチ、ハラナガツチバチsp.、コガタスズメバチ、キイロスズメバチ、クマバチ
ハエ類…ホソヒラタアブ、シマハナアブ、オオハナアブ、キゴシハナアブ、キンバエsp. 、マルボシヒラタハナバエ
《爬虫類》クサガメ、ニホンカナヘビ
《魚類》モツゴ、メダカ
《甲殻類》アメリカザリガニ
《鳥類》ハシブトガラス、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒヨドリ、キビタキ、センダイムシクイ、カワセミ、コゲラ、オオタカ、カルガモ、カイツブリ