2020.1.5
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
※植物の開花リスト、動物記録情報は1/9より通常通り更新します。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
2枚目の画像はカラスザンショウの実についての解説です。
カラスザンショウはミカン科サンショウ属の落葉高木で暖地の沿海地や山地に生育します。雌雄異株で雌の木には晩秋から冬にかけて紅紫色に熟した実が見られます。
名前の由来はサンショウに似てカラスがこの実を食べることからという説と、大きく人にとって利用価値がないことをカラスに例えたからという説があります。
園内では主にメジロや冬の間に飛来するホンセイインコが実を食べている姿をよく見かけます。
植物園の中間あたりに大きな雌の木がありますが、今年は鳥たちに食べられるのが早かったのか、既に枝にはほとんど実が残っていません。園路や柵内には実が多く落ちていますので、ぜひ手に取って観察してみてください。