2020.1.9
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
3枚目の画像は冬芽と葉痕についての紹介です。
冬芽とは、春に伸びて葉や花になる越冬状態の芽のことです。晩夏から秋にかけて形成され、多くは鱗状の葉が集まった芽鱗(がりん、鱗片葉ともいう)によって覆われ、冬の寒気や氷雪から身を守っています。
芽鱗に覆われているものを鱗芽、冬芽がむき出しになっているものを裸芽といいます。園内では、路傍植物園にて鱗芽のコクサギ、裸芽のムラサキシキブの両方が観察できます。
冬になり葉が落ちきると、葉の柄がついていた部分に葉痕ができます。この葉痕と冬芽の形は木の種類ごとに異なり、中には人や動物の顔などにも見えるような特徴的なものもあります。
画像で紹介しているものは園内で比較的観察しやすいものです。キハダ、ヌルデは水生植物園、ガクアジサイは武蔵野植物園で見ることができます。
〔動物記録情報〕
《昆虫類》
カマキリ類…オオカマキリ(卵のう)、 ハラビロカマキリ(卵のう)
チョウ類…フユシャクsp.
ハエ類…ヒメセマダライエバエ、キンバエsp.、ツマグロキンバエ
《鳥類》ハシブトガラス、オナガ、シメ、アオジ、ハクセキレイ、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、キクイタダキ、ヒヨドリ、ウグイス、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、カワセミ、コゲラ、オオタカ、トビ、ダイサギ、マガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ホンセイインコ
《哺乳類》ホンドタヌキ