2020.3.26
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
3枚目の画像はイチリンソウ・ニリンソウについての紹介です。
イチリンソウ、ニリンソウはキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で、カタクリ(3/21紹介)と同じく代表的な春植物の一つです。
その名の通り、それぞれ1輪、2輪の花のみをつけると思われがちですが、個体による変異が多く、特にニリンソウは園内でも1輪のみや3輪の花をつけた個体が時折混じっていることが多いようです。
花の色や形などは酷似していますが、イチリンソウのほうが花が大きく、また茎葉に柄があるといった特徴から区別することができます。
自然教育園では路傍植物園に生育しているほか、ニリンソウはイモリの池や物語の松周辺などでも見られます。
どちらも花が見られるのは通常4月中〜下旬頃までですが、今年は例年に比べ開花が1週間以上早かったため、花の終わりも早まる可能性があります。
〔動物記録情報〕
《昆虫類》
カマキリ類…オオカマキリ(卵のう)
カメムシ類…アメンボ
チョウ類…ツマキチョウ、キタキチョウ、ムラサキシジミ、トラフシジミ、ルリシジミ、キタテハ、ルリタテハ、ミノウスバ幼虫
ハエ類…ビロードツリアブ、ホソヒラタアブ、アシブトハナアブ、オオクロバエ、キンバエsp.
《鳥類》ハシブトガラス、カワラヒワ、アオジ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、コゲラ、カルガモ
《爬虫類》ニホンカナヘビ、クサガメ