2020.4.2
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
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3枚目の画像はヤマブキと今週咲き始めたヤマブキソウの花についての紹介です。
ヤマブキはバラ科ヤマブキ属の落葉低木、ヤマブキソウはケシ科クサノオウ属の多年草で、どちらも今の時期に鮮やかな黄色の花を咲かせています。
特にヤマブキは古くからの日本人に親しまれてきた植物で、「山吹色」として大判、小判などの金の色を表すのにも用いられてきました。ヤマブキソウは分類的に全く違うグループに属していますが、ヤマブキの花に似ることからこの名がついたとされています。
この通り、花自体は非常によく似通っていますが、よく観察してみると花弁の枚数や雌しべの数が異なっています。
ヤマブキソウは路傍植物園で咲いていますが、この後武蔵野植物園でも咲き始めます。ヤマブキは路傍、武蔵野植物園のほか、水生植物園やおろちの松コースで見ることができます。
園内ではヤマブキは4月中〜下旬頃、ヤマブキソウは5月初め頃まで咲いています。
〔動物記録情報〕
《昆虫類》
チョウ類…ツマキチョウ、キタキチョウ、テングチョウ、ルリタテハ、キアシドクガ幼虫
甲虫類…イタドリハムシ
ハチ類…セグロカブラハバチ、ヒメバチsp.
ハエ類…ビロードツリアブ、アシブトハナアブ、オオクロバエ、キンバエsp.
《鳥類》ハシブトガラス、シメ、カワラヒワ、アオジ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、コゲラ、オオタカ、アオサギ、カルガモ、キジバト
《爬虫類》ニホンカナヘビ、クサガメ