2017.12.21
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
3枚目の画像は園内で行われている落ち葉かきについての紹介です。
落ち葉かきは園内で行われている維持管理活動の1つです。11月下旬頃から落葉が始まるため、園路に積もった落ち葉を熊手でかき集めて除去します。
特に12月の今頃はコナラが一気に落ちきる時期です。
園路に積もる落ち葉をそのままにしておくと、雨が降った場合にすべりやすくなったり、分解された落ち葉が土になり、ぬかるんで歩きにくくなるためです。
集めた落ち葉は林内に撒き、自然の循環に任せることによって処理します。
一方で武蔵野コースから森の小道にかけての園路の一部では、武蔵野休憩所で集めた状態のよいコナラの落ち葉を逆に敷き詰めています。
これはこの区画が関東ローム層がむき出しとなった場所であり、園路表面の土が冬の乾燥と風で乖離しないよう保護するために行っています。
このような落ち葉かきに限らず、自然教育園では管理計画に則り、区画ごとに異なる管理方法を取っています。
〔生物記録情報〕
《クモ類》ジグモ巣
《昆虫類》
カマキリ類…オオカマキリ卵鞘、ハラビロカマキリ卵鞘、コカマキリ卵鞘
ヨコバイ類…アブラムシsp.
チョウ類…クロツヤミノガ幼虫、ミノガsp.幼虫、イラガ繭
ハチ類…スズバチ巣
《鳥類》ハシブトガラス、アオジ、ハクセキレイ、キセキレイ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、コゲラ