生物記録情報

2018.6.21
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。

 園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
 植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
3枚目の画像はノカンゾウとヤブカンゾウの花の解説です。

ノカンゾウとヤブカンゾウはともにワスレグサ科(旧:ユリ科ワスレグサ属)の多年草で、野原などに生育しています。
科名であるワスレグサは、その甘い蕾を食べると美味しさで心配事を忘れてしまうという説と、その美しい花を見ると嫌なことを忘れるという説などがあります。
ノカンゾウは一重咲き、ヤブカンゾウは八重咲きというのが見分ける大きなポイントです。どちらも橙色の美しい花を咲かせますが、ノカンゾウはめったに結実せず、ヤブカンゾウは3倍体であるため決して結実しません。どちらも地下茎による繁殖が主となります。

現在は水生植物園ではノカンゾウ、イモリの池付近ではヤブカンゾウ、どちらも見られるのが武蔵野植物園となっています。

〔動物記録情報〕

《クモ類》モエギザトウムシ、クサグモ、ササグモ、オオシロカネグモ、ジョロウグモ幼体、ナガコガネグモ幼体、マミジロハエトリ

《昆虫類》
トンボ類…オオシオカラトンボ
カマキリ類…オオカマキリ幼虫
バッタ類…サトクダマキモドキ幼虫
ナナフシ類…ナナフシモドキ
カメムシ類…アメンボ、ヒメイトカメムシ
ヨコバイ類…アワフキムシsp.幼虫、アオバハゴロモ幼虫
チョウ類…アオスジアゲハ、アゲハ、キアゲハ、ナガサキアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、キタキチョウ、ムラサキシジミ、ウラナミアカシジミ、トラフシジミ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、アサギマダラ、ルリタテハ、ツマグロヒョウモン、コミスジ、アカボシゴマダラ、ヒメジャノメ、ヒカゲチョウ、キマダラセセリ、イチモンジセセリ、ホタルガ
甲虫類…トウキョウヒメハンミョウ、ナナホシテントウ、ヒメカメノコテントウ、ナミテントウ、カメノコテントウ、トホシテントウ、ヨツスジハナカミキリ、ヤマイモハムシ、ハンノキハムシ幼虫
ハチ類…キオビツチバチ、セグロアシナガバチ、キイロスズメバチ、クマバチ、ハキリバチsp.
ハエ類…ホソヒラタアブ、ヒメヒラタアブsp.
      
《鳥類》ハシブトガラス、ムクドリ、スズメ、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒヨドリ、コゲラ、オオタカ、アオサギ、カルガモ、キジバト

《その他》ホンドタヌキ、ニホンカナヘビ、アオダイショウ、キセルガイsp.、ダンゴムシsp.

園内の見ごろ情報
園内の見ごろ情報
植物の開花リスト他
植物の開花リスト他
ノカンゾウとヤブカンゾウ
ノカンゾウとヤブカンゾウ
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