2021.4.15
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
3枚目の画像はチョウジソウについての紹介です。
チョウジソウはキョウチクトウ科チョウジソウ属の多年草で、川岸などの湿った草地に生育します。開発による湿地の減少などにより自生地が減少し、現在は環境省のレッドデータで準絶滅危惧(NT)に指定されています。
名の由来は花を横に見た形が「丁」の字に似ていることからとされていますが、一方で同じく花を横に見た形がフトモモ科のチョウジの蕾に似るため、とする説もあります。
きれいな見た目とは裏腹に全草が有毒ですが、ただ触る分には問題ありません。
園内では水生植物園で群生しているほか、路傍植物園や武蔵野植物園などでも見ることができます。今年は例年に比べて一週間ほど早く咲き始めました。
〔動物記録情報〕
《昆虫類》
カメムシ類…アカスジキンカメムシ幼虫、アメンボ
チョウ類…アオスジアゲハ、カラスアゲハ、ツマキチョウ、キタキチョウ、コミスジ、アカボシゴマダラ幼虫、ミノウスバ幼虫、キアシドクガ幼虫
ハチ類…クロマルハナバチ
ハエ類…ビロードツリアブ、アシブトハナアブ、キンバエsp.
《鳥類》ハシブトガラス、アオジ、メジロ、シジュウカラ、エナガ、ヒヨドリ、ムクドリ、ツバメ、カワセミ、コゲラ、オオタカ、ダイサギ、カワウ
《爬虫類》クサガメ